「子供と一緒に楽しく過ごす」時間を増やすための最初の大きな壁は、「子供と過ごす時間を確保する」ことになります。さらにそのためには、クリアすべき2つの課題があります。
- 子供の時間に合わせて親の時間を捻出する
- 子供と過ごす時間以外で収入を得る/家事をする
詳しくは、以下の記事を参照いただければ幸いです。
このことを達成するために、「子供の睡眠時間を軸に子供と親の時間のポートフォリオを重ねる」ことが有効になります。
この記事では、実際に「子供の時間のポートフォリオ」を作成し、「親の時間のポートフォリオ」をどう修正すれば子供と一緒に過ごす時間をより多く確保できるかについて、我が家の具体例を踏まえながら説明していきます。
この記事では、僕の「子供と一緒に過ごす時間の見つけ方」を紹介します。
準備中のラーメン屋に行っても意味がない
いきなり意味不明な見出しですが、皆さん、行こうと思ったレストランにいざ行ってみたら、営業開始前だった、ということ、ありませんか?
ちょうど1週間前。予約していた美容室に行くついでに、そのそばにある気になっていたラーメン屋に行こう、と思い立ったのです。カットが終わり、ラーメン屋の前に行くと・・・「準備中」の看板が・・・。どうやら開店は30分後のようでした。そこから30分、適当に時間を潰してから、美味しいラーメンにありつけました。
さて、これは当然、営業時間を確認しなかった僕のミスです。ラーメン屋がしっかりと営業するには当然、準備時間が要ります。営業時間30分前に店の前に来て、中に従業員がいる気配がするから開けろ!などという客は明らかにおかしいでしょう。
子供と一緒に過ごす時間を確保する際にも同じことが言えます。子供が寝るべき時間に、一緒に遊びたいから起きるように言うような親はまずい。子供はいつでも親の要求に応えて時間を作れるわけではありません。「子供がフリーな時間」を把握することが、まず最初に大事になります。
時間のポートフォリオとは?
「子供のフリーな時間」を把握することは、つまり「子供の時間のポートフォリオ」を把握する、ということになります。「時間のポートフォリオ」とは、「自分が望む状態を目指した時間の使い方の組み合わせ」を意味する言葉です。
元々ポートフォリオという言葉は、芸術の世界で自分の作品をまとめたものを指す言葉。過去の活動の記録として、自身を知ってもらうための手段として用いられるものになります。最近はよく、フリーランスで働く人が、自分の仕事の経歴をweb上にまとめて公開する「ポートフォリオサイト」という言葉がよく使われていますね。
ポートフォリオという言葉は現在ではむしろ金融の分野で用いられるようになっています。投資の世界におけるリスクを分散しつつ収益を得るための金融商品の組み合わせを表す言葉です。資産のうち、銀行預金が30%、株式が50%、債券が20%、といった配分がこの意味でのポートフォリオになります。
この金融の世界でのポートフォリオという言葉が、「自分にとっての理想的な時間の使い方の組み合わせ」として「時間のポートフォリオ」という用い方をされるようになったようです。「仕事の収益を上げたい、さまざまな自己実現を果たしたい」という目的のために「時間の効率的な使い方の組み合わせ」を考えるというのが、金融の世界における「ポートフォリオ」の概念と親和性が高いということでしょう。
時間のポートフォリオで最優先は睡眠❗️
上述の通り、時間のポートフォリオを考える時は、大体「時間を効率化することによって、仕事の収益を上げたい❗️」、つまり、どう時間単価を上げるか、ということがメインの目的になることが多いでしょう。そのためにどのような時間のポートフォリオを組むかは人によって千差万別です
ですが、時間のポートフォリオを考える上で「真っ先に考えるべきこと」については、基本的に全ての人で共通しています。それは「睡眠時間の確保」です。
マズローの欲求5段階説・最も基本となる「生理的欲求」
少し「自己実現」(今回は「子供と一緒に楽しく過ごす時間を増やす」)を考えるにあたり、有名な「マズローの欲求5段階説」を振り返ってみましょう。
心理学で有名な人間の欲求に関する説ですが、仕事や勉強を考える上で非常によく引用されます。
人間として最も高次な欲求は「自己実現」だと言われています。今回の場合、「子供と一緒に楽しく過ごす」ということを実現したい、という欲求です。
より高次の欲求を満たすためには、その下にある土台となる欲求が満たされていることが重要です。土台が崩れてしまっては、その上に積み重ねたものはすぐに崩れてしまいます。
最もベースとなる生理的欲求は、食事や睡眠といった、生存するために必要な本能的な欲求で、これを満たすことをまず考える必要があります。今回テーマとしている「時間」という軸で考えた場合、最も根本的で重要になるのが「睡眠時間」になるわけです。時間のポートフォリオを検討する場合、まずはとにかく睡眠時間をどこに確保するかを考えることから始めましょう。
睡眠時間は「起きたい時刻」と「必要な睡眠時間」から決定
生活の中で睡眠時間を考える時に重要なのは、「起きたい時刻」と「必要な睡眠時間」。そこから「就寝すべき時刻」を逆算することで、睡眠時間を決定するのが基本です。睡眠は体や心を休息させ、状態を整えて、本来自分が行いたい/すべき活動をするための準備になります。なので、その活動をするための「起きたい時刻」から逆算するのです。
起きたい時刻はその人の生活スタイルによって違いますね。我が家の娘の場合は、「8:00の登校時間に間に合わせるため、集団登校の集合時刻である7:30に家を出る。それに間に合うためには6:30に起きておきたい。」ということで、6:30が起きたい時間になります。
必要な睡眠時間は年齢によって大きく違うことは重要です。年齢に合わせて、以下を参照します。
一般的に、年齢が上がるにつれて必要な睡眠時間は減少する傾向があります。以下は、年齢別の推奨睡眠時間の一般的なガイドラインです。
- 新生児(0-3ヶ月):14-17時間
- 幼児(4-11ヶ月):12-15時間
- 幼児(1-2歳):11-14時間
- 3-5歳児:10-13時間
- 6-13歳児:9-11時間
- 14-17歳:8-10時間
- 18-25歳:7-9時間
- 26-64歳:7-9時間
- 65歳以上:7-8時間
これらの時間は一般的なガイドラインであり、個人差があります。適切な睡眠時間は、個人の生活スタイルや必要性によって異なります。
chatGPTの「年齢別の最適な睡眠時間について教えて」への回答
子供の時間のポートフォリオを確認
では、いよいよ子供の時間のポートフォリオを確認してみましょう。
なぜ親ではなく子供の時間のポートフォリオが先か?といえば、子供はまだ心身ともに成熟していないため、成長のために大人よりも多くの睡眠時間を必要とし、また社会によって規定された時間に教育を受けざるを得ず、時間の制約が大人より圧倒的に強いからです。子供と一緒に過ごすためには、子供の空き時間に大人である親が空き時間を合わせる必要があります。
まずは睡眠から。「起きたい時刻」は先ほど記載した通り、登校のために家を出るのが7:30ごろなので、それに合わせて余裕を持って準備するために、6:30起床です。
次に「必要な睡眠時間」ですが、我が家の場合、今のところ娘は6-13歳児に該当するので、上述のchatGPTの推奨によれば、必要な睡眠時間は9-11時間。実際に我が家では10時間睡眠になるようにしたいと考えています。
なので、就寝時刻は20:30ごろ目標❗️(ですが、よく21:00ごろにずれ込みます・・・)
ここから先は、平日か休日か、何曜日かによって変わりますね。曜日ごとのポートフォリオを作成するといいかともいます。
平日に関して言えば、学校から帰ってくるのが15:00ごろ。その後、日によっては1時間程度習い事があり、就寝までの残りの4.5時間程度の間に自宅で宿題や夕食、入浴などをこなしています。
考えれば考えるほど、子供は忙しく、時間の制約があります❗️
参考:小学校の1日の流れとは?
親の時間のポートフォリオを検討
子供の時間のポートフォリオを作ったら、それに合わせて親である自分の時間のポートフォリオを検討します。まず、自分の時間のポートフォリオを作るにあたっての方針を明確にしましょう。今回の僕の場合、子供と過ごす時間の確保が重要になるので、平日の時間のポートフォリオ作成指針としては、
- 7時間の睡眠時間確保
- 子供が自宅にいる時間、できるだけ自宅にいる❗️
- 逆に、職場にいないといけない時間をできるだけ子供が外出している時間に合わせる❗️
現在の僕の本業の職場での勤務条件は、
- コアタイムである9:00-17:00にはいておく
- 名目(笑)休憩1時間が入り、その上で大体1時間くらい残業
- 通勤が片道1時間程度
という感じなので、9-17時を挟んだ12時間(⁉️)が、本業のために自宅から離れないといけない時間になります。
できるだけ子供が自宅にいる時間、自分も自宅にいようと思うと、出勤の時刻を子供に合わせるのが良さそうです。
せっかくだから、起床時刻を娘と合わせて、朝一緒にいる時間を確保しよう❗️6:30に起床することを考えると、僕が必要な7時間睡眠のためには、23:30には就寝しておいた方が良さそうです。
子供と自分の時間のポートフォリオの重なりを確認
さて、以上の検討をまとめると、娘と僕の時間のポートフォリオは以下の通り。
平日は朝と夜、合わせて2時間が娘と過ごせる時間、ということですね。すごく短く感じますね。でも、このことをきちんと検討せずに、流れのまま過ごしていた時は、娘と全く会えない日が平日に頻繁にありました。そのことを考えると、この2時間はとても大きい2時間です。まさに「0→1」の達成です❗️
子供と自分の時間のポートフォリオを踏まえた「朝活」&「アフター9」
今回、この娘と自分の時間のポートフォリオを踏まえたところ、僕が子供との時間を増やすために検討すべきことと、どの時間を活用すべきかがわかりました。
通勤時間を考えると、引越か転職となりますが、引越は子供や妻の生活環境を考えると、今のところあまりしたくありません。かといって転職はというと、現在の自分の本業はかなり安定&ある程度高収入で、仕事内容にもそこまで不満がないので、個人的にハードルが高い状況です。また、現状、自分としては、通勤時間中に英語や資格取得のための勉強、教養としての読書ができているので、意外といい時間を確保できている、という印象もあります。
そうなると、残業時間を減らすことを心がけるのが重要ですね。僕の最優先課題として肝に銘じておきたいと思います。
起床後の朝の支度の時間は、当然、身支度や朝食に充てますが、それだけなら30分程度あれば十分です。残りの30分程度を子供と一緒に「朝活」することにしてみました。これはお互いにとっていい時間の活用にも繋がったし、何より清々しく出勤できるようになったと思っています。
副業や投資(自己投資、資産形成どちらも含む)、家事、妻と過ごす時間として、21:00-23:30のアフター9をどう有効活用するかも大事だと思っています。この時間に何をするか、色々トライしているところです(このブログ執筆も、このアフター9にしています)。
子供の睡眠時間を軸に子供と親の時間のポートフォリオを重ねる
以上、長く考えてきましたが、子供と過ごす時間を増やすためには、「子供の睡眠時間を軸に子供と親の時間のポートフォリオを重ねる」がベースになると言えそうです。もしここまで読んでくださったみなさんが、子供と過ごす時間を増やしたい、と考えているけれど、なかなかうまく行かない、と思っているのであれば、このような時間のポートフォリオの検討をしてみてはどうでしょうか。
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